競馬ビッグデータ
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井上尚弥

引用元:スポーツ報知サイト

 「これ、八百長じゃないの!? じゃないにしても、かませ犬にもほどがある」と、言われて否定できないのが、井上尚哉のボクシング。ボクシングをあまり知らない人ならそう思いますよ。
 
 世界戦で1ラウンド1分52秒、TKO勝ち。
 
 ボクシングファンとして、先日のジェイミー・マクドネル(前チャンピオン)との試合をどう評価して飲み込めばいいのか…。
  
 エンジェルスの大谷選手もそうですが、いわゆる「規格外」のスポーツ選手というのは、何が違うのでしょうか。
 
 パンチもバッティングも、腕で打つわけではありません。腕はあくまでも作用点です。 支点が腰。力点が足(下肢)。腰を支点として、上体→腕に力を加えるのはすべて下肢です。で、もっと細かいことをいうと、腕というのは「上腕」や「前腕」というよりも、肩甲骨から手首までの部分をいいます。
 下肢から肩に力が伝わり、肩の(僧帽筋やそれに繋がる)筋肉をバネとして力を増幅させ、ボールや拳にそのエネルギーを伝えることで、ターゲットをより遠くへ飛ばすことができるわけです。
 下肢は、ふくらはぎから太ももからお尻からすべて。大殿筋とか下腿三頭筋とか半腱半膜様筋とかいわれるみたいですが、そこは置いときましょう。
 腰を鍛えなければならないのは、おそらく支点をブラさないようにするためでしょう。ここがぶれてしまっては、力を腕に正確に伝えることができなくなります。 

 井上選手も大谷選手も、それらのポテンシャルエネルギーが、普通のプロの何倍も大きく、さらに高い動体視力や運動神経があって、あのようなパフォーマンスを発揮できているのでしょう。
 多分そうだと思います。
 いまの井上選手なら、パウンドフォーパウンド1位のロマチェンコにも負けないと思ってます。

 ボクシングの有利性を測る尺度に腕の長さがあります。リーチといわれるものです。
 井上選手のリーチは171cm。身長の165cmに対して長いとは言っても、ジェイミー・マクドネル183cmと比較すると12cmも短い。でもその差を感じさせなかったのは、下半身の強さと、肩の柔らかさがあるからじゃないでしょうか。下半身でタメをつくって、腰がぐっと入って肩をとき放ったあとの拳は果たしてどこまで飛んでいってるのか。200cmぐらいに伸びててもおかしくないと思いますが…。そうじゃないと、最初にチャンピオンをグラつかせた左フックがあんな形でテンプルにヒットしない。
 おまけに拳が硬い…(らしい)。痛い!(らしい) そりゃ歴戦の王者でも泣きたくなるでしょうよ。

 腕の長さというものは、肩を含めて見ないと意味がありません。肩が硬ければいくら肩関節から下が長かったとしてもただ長いだけの棒です。
 競走馬の腕(脚)の長さも、物理的には長く見えても、肩が硬くて可動域が狭ければ、脚が短いのと同じです。
 肩を大きく振ることで、トモのパワーを増幅することができます。より前に飛び出すことができるわけです。(ダート馬の場合はまた見方が違ってきますが基本原理は同じ)
 桜花賞、オークスを制したアーモンドアイがまさにその理想形です。肩が柔らかくよく伸びるからこそ2400mにも対応できるわけですね。
 
 ちなみに、僕もトレーニングでボクシングをします。パンチがスカスカなんですが、それグローブのせいにしてます(笑)。腕結構太いですけど、四十肩で肩回りゴリゴリ(汗)。

 余談でした。
 さて今年の日本ダービー。あの馬は果たして規格外なのか…。それを打ち負かす馬は存在するのか…。
 
 それでは予想です。


【東京10R 日本ダービー】
ダービー馬柱

 ジェネラーレウーノのことをいろいろ調べていたら、2010年のダービー馬エイシンフラッシュを思い出す。間接的に社台グループと絡んでいることや、京成杯を勝って皐月賞3着。馬体重も490kg前後。
 パドックでは煩いのでメンコを装着。レースではそれを外してチークピースを装着。ややこしい馬だ。が、競走能力を最大限に発揮するための施策。そういう意味では、現状まだ力を発揮しきれていない。
 皐月賞は結果的に先行策が嵌まった感はある。しかし、良馬場換算では、へたしたら1000m通過が57秒台後半の超Hとなっていた可能性もあるなかで、3着に粘りこんだ体力は紛れもなくG1級。東京は直線が長いとはいっても、ダービーペースを考えると先行できたほうが間違いなく有利。
 大跳びながらも無駄なモーションがなく、しっかりと肩から着地する走り方が身についている。一切無駄がなくて、加速もスムーズ。これぞNF仕上げといった印象を持つ。右手前のほうがスムーズなので、左回りのほうが走りやすいはず。
 血統は、父スクリーンヒーローに母父ロックオブジブラルタル(デインヒル系)。近年のインブリードは、一昔前に流行った、なんちゃらの3×4のクロスとか、3×3のクロスといった形よりも、5代、4代にノーザンダンサーの血をいかにバランス良く詰め込めるかということが主流になっているように思う。Northern Dancer の5 x 5 x 5といったように。ちなみに、キタサンブラックは5 x 5 x 5。ドゥラメンテやラブリーデイも同じ。リアルスティールは5 x 4 x 5。ゴールドアクターは5 x 5 x 4。逆に、”G1を勝てなかった名馬”にはこれが無いか、あったとしても薄い。
 ジェネラーレウーノにおいては、Northern Dancerの5 x 5 x 5 x 5 x 5。父方に2つ、母方に3つ。片方だけのクロスではあまり意味が無い。バランスが良いかどうかは置いておいて、これだけ詰め込むのは非常に難しい。あのスタミナはそこから生み出されているのかもしれない。 
 
 グレイルは、Northern Dancerの5 x 5 x 5。父ハーツクライの母系と、母父ロックオブジブラルタルの系統とのクロスはかなりバランスが良い。
 皐月賞はプラスの見方をすると、理想的な競馬ができたのではないかと思う。ただ、直線でロスが多かったのも事実。ゴール前は失速したワグネリアンと何度もぶつかっていた。府中とはいえ、皐月賞で見せたような競馬をしていては勝ちきれない。直線は、内から中を付くイメージの位置取りが理想。そのあたりは、個人的に岩田騎手の腕を信用している。
 
 3番手はステイフーリッシュ
 まだ気難しいところを残しているものの、前走でみせた走りと馬体の質感は、間違いなく成長を示したものだった。ノーズバンドの効果もあって、先行してもしっかりと折り合いが付いていた。この競馬が常にできるようになれば、どこに出ても大負けすることはないだろう。今回は手が替わるが、癖のある馬を乗りこなす技術を持っている横山典騎手なら大丈夫だろう。
 
 エタリオウの前走はまあまあキツい競馬をさせている。出て行きにくい15番から中途半端に先行させて、勝負所では良いポジションを取り返すために強引に捲り気味に仕掛け脚を使っている。直線では、勝ち馬に併せに行くところもたついていた。ブリンカーを装着しているように、難しいところはあるのだろうけども…。
 スタイル的には2400mは問題がなく、むしろこれぐらいがもっとも競馬がしやすそう。勝ち切れていないもののデビュー当初から長いところを使われてきていて、元からダービーを目指していたことがうかがえる。

 ステルヴィオは、体調不良が囁かれているものの、追い切りの動きそのものは文句なしといえるもの。母ラルケットは1600mで活躍していて、父ロードカナロアも短距離からマイルで活躍したことから、なんとなく1600mがベストとおもってしまうが、アーモンドアイがそうだったように、昨今の日本競馬は見た目や字面で距離適性を判別しにくくなっている。重要なのは肩の可動域と前脚との連動。そして胴の長さと伸縮。後肢の蹴りはあくまでも動力。前肢は距離適性を決める。ステルヴィオの場合は、2400mがベストとは言わないが、持ちこたえられるだけの性能を持ち合わせている。少なくともエポカドーロよりも適性が高いとみている。

 エポカドーロは、皐月賞でみせた走りはまさに重馬場向き。現状、時計勝負の経験が無く、上がり3Fも33秒台を使った履歴がない。皐月賞勝ち馬だけに能力は認めるが、ここはやや適性から外れる。
 
 最後に、いろいろ気になるダノンプレミアム。4番手に評価を下げた。
 本来なら規格外とすべき馬。しかし、弥生賞後の過程があまり良くない。
 脚元の不具合で皐月賞を回避したのは仕方が無いことだが、外厩に出さずに厩舎で調整している。「ざ石」とはいっても競走馬において最も大事な脚元のことだし、そこから大病を引き起こす可能性もあるわけで、それを十分にケアできているかどうか、当日の状態をみてからでないと何とも言えない。

◎16番ジェネラーレウーノ
○13番グレイル
▲10番ステイフーリッシュ
注1番ダノンプレミアム
☆15番ステルヴィオ
△12番エポカドーロ
△14番エタリオウ
△8番ブラストワンピース
△6番ゴーフォザサミット
△5番キタノコマンドール


(奥野憲一)

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